医薬品の錠剤の大きさについてと、効果について

医薬品の中で、大きめの錠剤を飲みずらいと思ったことはないでしょうか。 錠剤は、5㎜から12㎜くらいの大きさが一般的で、7、8㎜が飲みやすい大きさと言われており、最大で1.8㎝ほどの大きさのものもあります。 1㎝よりも大きくなると、人によっては喉にひっかかったりすることがあり、逆に5㎜より小さくなると、落としやすくなったりして不便だと感じる人も出てきます。 大きい錠剤を飲むときに、細かく砕くという人もいますが、これには注意が必要です。 細かく砕くことによって、成分の吸収が通常よりもよくなり、その結果、早く利きすぎるなどのデメリットが存在するからです。 あるいは、フィルムコートという加工をしてある錠剤は、割ることによって、薬そのものの苦みが表に出るため、より飲みずらくなることもあります。 ただし、もともと半分に割ってよい薬もあり、その場合は薬に割るための線が入っていたりしますので、どうしても飲みずらくて細かくしたいときには、医者に確認するか、説明書をよく読んで判断しましょう。 最近では、大きな錠剤の代わりに、ミニタブレットと呼ばれるごく小さな粒状のものも出てきており、量をたくさん飲まなくてはならない場合などに活躍しているようです。 錠剤の大きさと効き目は関係あるのか 一般的に薬の錠剤というのはある程度の大きさを有しているものがほとんどです。 しかしながらこれには2つの理由があります。 まず1つは錠剤に含まれている薬の量が非常に少ないということです。 薬は少量であっても効き目がある物がほとんどです。 しかしながら少量を錠剤にするのは技術的に難しいこと、またあまりにも小さいと服用が困難になるという理由からある程度の大きさが求められているのです。 錠剤の大きさがある程度大きいということにはもう1つ理由があります。 それはプラシーボ効果を誘発するためのものであるということです。 あまりにも少量の薬だと、たとえそれが効果があるとわかっていても服用する人間にはその効果を疑う気持ちがあります。 そうした気持ちを緩和するためにある程度大きくし、効果があると感じさせる様になっているのです。 薬の大きさと効き目にはほとんど関係性はないと言えます。 飲みやすさや服用する人間の心理的な考えを反映させて製造しているため、大きいから効き目があるというような関係性はないのです。 むしろある程度の量を服用しなければ効果が出ない薬ほど大きいということになりますから、必ずしも錠剤の大きさや数が効き目の強さに現れるとは限らないのです。